ビザ・ワールドワイド・ジャパン(以下、Visa)と札幌市は15日、「さっぽろ雪まつり」の時期を中心とした1月から2月の間に、札幌市内での訪日外国人による消費拡大を目指す取り組みを実施すると発表した。

同取り組みは、札幌市内の主要商業施設、および札幌大通りまちづくり会社などの協力を得て実施する。具体的には、「Enjoy Shopping in Sapporo」を多言語で表現したストリートフラッグを駅前通り(札幌駅~4番街)に掲示するほか、札幌市内商業者向けに、訪日外国人受け入れに必要なことが学べる「おもてなしセミナー」を開催する。

上:「Enjoy Shopping in Sapporo」ストリートフラッグ図案 下:「Smile Sapporo x Visa」ステッカー図案(出典:ビザ・ワールドワイド・ジャパンWebサイト)

併せて、雪まつり会場にて、Visaカードで買い物をした訪日外国人を対象としたプレゼント施策の実施や、同取り組みに参加する各店舗において「Smile Sapporo x Visa」ステッカーの掲出などを行う予定だ。

Visaによると、札幌市を訪れる訪日外国人は増えており、2014年度は単年度で100万人を超える見通しという。カード決済の環境整備を訪日外国人に告知することで、消費機会の損失を防ぐことに寄与できるとしている。