骨盤矯正ストレッチを学ぶ - 日常のささいな行動が身体のゆがみを招く

整体師のりょうです。さまざまなメディアなどで、「多くの人の骨盤がゆがんでいる」と見聞きしても、「自分は大丈夫」と思っていませんか? 骨盤は、ある日突然ゆがむものではありません。年齢と共に少しずつゆがんでいくメカニズムについて解説しながら、骨盤を矯正するストレッチを紹介します。

首だけ横に向けず、身体ごとまっすぐ

骨盤は生活習慣からゆがむということを前回に少し触れましたが、その"生活習慣"にはこんなことも含まれるのですよ。

■食卓テーブルでは座る位置がいつも決まっている

■テレビを見るときに身体がまっすぐになっていない

「こんなことでゆがむの? 」と思われるかもしれませんが、この2つの例は身体がまっすぐ向かず、首だけ横を向いている可能性のある姿勢です。日常のささいな行動が身体のゆがみを作りだしていることに、ご自身で早く気づきましょう。

グッと足を引き上げる

では骨盤の矯正をするストレッチをご紹介しましょう。前回と形が似ていますが、足を後ろへ出す角度が違いますのでよくご覧ください。まずは四つん這(ば)いになります。

四つん這(ば)いの状態からスタートします

ストレッチは片足ずつ行いますが、写真では右足を動かしますので、骨盤の右側に意識を集中させます。

まず太ももを胸に付けるくらいまで引き寄せます

膝を曲げたまま、後ろへ蹴り上げます

太ももが床と水平になり、足先が天井へ向くように上げましょう

ゆっくり足を戻し、一連の動作を繰り返します

一連の運動を10回繰り返しましょう。大事なポイントは、足を後ろへ蹴り出すときに息を吐き、息を吸いながら胸に近づけることです。前回よりも骨盤周辺の筋肉がしっかり動くはずですので、どの程度、どの筋肉が動いているのかを意識することが重要です。

骨盤をしっかり動かす

ストレッチを横から見てみましょう。

無理のない程度に天井へ足を突き上げてみましょう

一人ひとりで身体の硬さが違いますので、ご自身の身体に合わせて無理なく行ってください。このストレッチが10回できましたら、足を変えて同様に行ってください。左足を動かすときは、左の骨盤を意識してくださいね。

なお、写真では膝の下にクッションを置いています。床に直接当たると膝を痛めることがありますので、保護材を敷くことをオススメします。

骨盤のゆがみを気にされている人は、ぜひ試してみてくださいね。

著者プロフィール

鮎川 良
奈良県の学園前にて「RYO整体院」を営む整体師ランナー。整体師だからこそ分かる身体のメカニズムを基に、ストレッチの重要性を説き、クリニックも開催する。ストイックにタイムを追求するよりも、健康で楽しいマラソンライフを提案。筋肉痛になりにくい身体作りや疲労回復のケア方法、自身が提唱する疲れにくいランニングフォーム「エンジョイラン走法」で、フルマラソン走破を目指す人のサポートをしている。著書に『がんばらないで楽に長く走る』(学研パブリッシング)がある。また、累計240万アクセス超の人気ブログ「整体師に学ぶ~マラソンによる筋肉痛改善方法と、フル完走ノウハウ」も執筆している。

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