靴のはき方や歩き出しの順が身体の歪みを招く - 骨盤矯正ストレッチを学ぶ

整体師のりょうです。皆さん、整体院などで「骨盤がゆがんでいる」と言われた経験はありませんか? そもそもなぜ骨盤は、ゆがむのでしょうか。 今回はそのメカニズムについて解説しながら、骨盤を矯正するストレッチを紹介します。

ささいな生活習慣から骨盤はゆがむ

骨盤は生活習慣が原因でゆがむことが多いのですが、具体的にどんな生活習慣が骨盤に悪影響を及ぼしているのでしょうか。例えば、

■イスに座ったときに足を組む

■横座りをする

といった行動は、ゆがみを発生させていると容易に想像がつくかもしれません。しかし、以下のような行動もゆがみの原因になっているとしたらいかがでしょうか。

■靴はいつも同じ側の足から履く

■パンツに足を通す順番がいつも同じ

■歩き始めはいつも同じ側の足が先に出る

■電車などで立っているとき、どちらか片方の足に体重が乗っている

どちらの足から先に出るかなんて、ほとんど意識したことがないですよね? そう、実はこんな「無意識」の行動が身体のゆがみを作っている事実を知っていただきたいのです。大切なのは、足の動かし方や体の重心などで、「左右の違い」を作らないことです。この意識を持つことが、骨盤ゆがみの予防につながるのです。

骨盤周辺の筋肉が動くのを意識する

無意識にゆがむということは、すでに自分もゆがんでいると考えた方が健康のためには良いと思います。そこで、骨盤を矯正するためのストレッチをご紹介しましょう。まずは四つん這(ば)いになります。

四つん這(ば)いの状態からスタートします

ストレッチは片足ずつ行いますが、写真では右足を動かしますので、骨盤の右側に意識を集中させます。

まず太ももを胸に付けるくらいまで引き寄せます

そこからゆっくり足を後ろに蹴るようにして……

足をまっすぐ伸ばしきります

伸ばしきったら足を戻し、一連の動作を繰り返します

一連の運動を10回繰り返しましょう。大事なポイントは、足を伸ばすときに息を吐き、息を吸いながら胸に近づけることです。写真だけ見れば足の運動のように見えますが、骨盤周辺の筋肉が動くはずですので、どの程度、どの筋肉が動いているのかをしっかり意識してください。

自分の身体にあった範囲でOK

ストレッチを横から見てみましょう。

無理のない範囲で行ってください

胸に太ももを引きつけたところです。一人ひとり身体の硬さが違いますので、ご自身の身体に合わせて無理なく行ってください。

伸ばしきった足は、床と水平になるとよいです

足を伸ばしきったところです。床と水平になるのが好ましいですが、身体が硬かったり、筋力が弱かったりする人はできる範囲で行ってください。

このストレッチが10回できましたら、足を変えて同様に行ってください。左足を動かすときは、左の骨盤を意識してください。なお、写真では膝下にクッションを置いています。床に直接当ると膝を痛めることがありますので、保護材を敷くことをオススメします。

日ごろから骨盤のゆがみを感じている人は、ぜひ試してみてくださいね。

著者プロフィール

鮎川 良
奈良県の学園前にて「RYO整体院」を営む整体師ランナー。整体師だからこそ分かる身体のメカニズムを基に、ストレッチの重要性を説き、クリニックも開催する。ストイックにタイムを追求するよりも、健康で楽しいマラソンライフを提案。筋肉痛になりにくい身体作りや疲労回復のケア方法、自身が提唱する疲れにくいランニングフォーム「エンジョイラン走法」で、フルマラソン走破を目指す人のサポートをしている。著書に『がんばらないで楽に長く走る』(学研パブリッシング)がある。また、累計240万アクセス超の人気ブログ「整体師に学ぶ~マラソンによる筋肉痛改善方法と、フル完走ノウハウ」も執筆している。

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