ビースタイルとファザーリング・ジャパンは24日、「上司のマネジメント」に関する調査結果を発表した。対象は、働く主婦層485名、管理職を中心とした上司層122名。期間は、4月22日~5月22日、6月23日~7月7日。

主婦層の67.2%、上司のマネジメントが働きやすさに「大いに影響」

「働く主婦層の働きやすさに、上司のマネジメントは影響すると思うか」を聞いた。上司層では95.1%が「大いに影響する」と回答した。次いで、「少し影響する」(3.3%)、「ほとんど影響しない」「全く影響しない」(ともに0.8%)となった。

働く主婦層においては、「大いに影響する」(67.2%)が最多だった。以降、「少し影響する」(22.3%)、「わからない」(6.2%)と続いた。

「働く主婦層の働きやすさに、上司のマネジメントは影響すると思いますか?」(単一回答)

「主婦にとって、働きやすい上司はどんな人だと思うか」を質問した。結果、上司層・働く主婦層ともに「子供の病気や家族行事等が発生した場合も柔軟に対応してくれる」の項目が最多となった(上司層89.3%、働く主婦層79.2%)。

回答に差が開いたのは、「自分の仕事の成果に対して、期待をしてくれている」の項目。上司層51.6%に対して働く主婦層は33.6%(18pt差)だった。さらに、「仕事上のミスや失敗に対して寛容に受け止めてくれる」の項目では、上司層は18.0%、働く主婦層は38.6%(20.6pt差)となった。

「主婦にとって、働きやすい上司とはどんな人だと思いますか?」(複数回答)

「育児等、家庭の制約がある働く主婦層は『働きやすさ』と『仕事の成果』を両立出来ると思うか」を聞いたところ、上司層の94.4%が「働きやすさと仕事の成果は両立できる」と回答した。以降、「わからない」(13.0%)、「働きやすさを追求すると、仕事で成果は上げられない」(5.6%)と続いた。

働く主婦層においても、「働きやすさと仕事の成果は両立できる」が最多となったが、その割合は53.6%と、上司層より40.8pt下回った。次いで、「わからない」(31.3%)、「働きやすさを追求すると、仕事で成果は上げられない」(5.6%)となった。

「育児等、家庭の制約がある働く主婦層は『働きやすさ』と『仕事の成果』を両立出来ると思いますか?」