香港政府観光局は12月31日、2015年の幕開けを祝う「香港カウントダウン・セレブレーションズ」を開催する。

「2014-2015年 香港カウントダウン・セレブレーションズ」のイメージ

同イベントは香港島の香港コンベンション&エキシビジョンセンター(HKCEC)を中心に、音楽に合わせて陸と海、高層ビルから色とりどりの花火を打ち上げるカウントダウン・イベント。

イベントは、23時から15分おきに高層ビルの屋上から打ち上げる「流れ星」のような花火から開始する。花火の色は、「シルバー=キャリア(仕事)」「グリーン=健康」「ゴールド=幸運」「レッド=愛」とそれぞれ意味を持っているという。

15分おきに高層ビルの屋上から花火が打ち上げる

HKCECの壁面に今年初めて設置する巨大LEDスクリーンには、無料通話アプリ"LINE"の人気キャラクターが登場。8分間の花火のショーの間には"2015"の文字が浮かびあがる。また、九龍半島側の香港文化センターでは人工雪を降らせる演出も実施。LEDスクリーンでカウントダウンの様子を同時中継し、雪と花火の幻想的な競演が楽しめる。

花火のショーの間には"2015"の文字が浮かびあがる

メイン会場は香港コンベンション&エキシビジョンセンター。屋上から花火を打ちあげる高層ビルは、セントラル・プラザ、CITICタワー、ハーバー・センター、ホープウェル・センター、イミグレーション・タワー、クィーンズウェイ政府庁舎ビル。

8分間の花火のミュージカル

同観光局はカウントダウンイベント鑑賞に最適な場所として、九龍半島側はチムサアチョイのウォーターフロント、アベニュー・オブ・スターズと香港文化センターの間、香港島側は、ワンチャイのゴールデン・バウヒニア・スクエア(香港コンベンション&エキシビションセンター海側)を挙げている。