フォルクスワーゲン グループ ジャパンは2015年1月1日から、国内で販売するフォルクスワーゲンのメーカー希望小売価格(税込)を見直し、新価格を適用する。

「ゴルフ」も価格改定の対象に

今回の価格改定は生産コストの上昇などによるもので、フォルクスワーゲンの14モデル38グレードのうち、11モデル29グレードが改定の対象となった。改定された価格は従来価格よりも値上げされ、対象とならなかった5モデル9グレードは従来価格が維持される。

改定の対象とならず、価格が維持されたのは、「up!」「ザ・ビートル」「ザ・ビートル カブリオレ」の全グレード、および「シャラン」「パサート ヴァリアント」の一部グレード。これ以外のモデル、「ポロ」「ゴルフ」「ゴルフ ヴァリアント」などが値上げされたことになる。値上げ幅は全ラインアップの平均で約1.6%。

一例として、「ゴルフ」のエントリーグレードである「TSI トレンドライン」は、従来の258万7,000円から264万円に、「ゴルフ ヴァリアント」の中間グレードである「TSI ハイライン」は339万9,000円から346万7,000円に変更となった。ラインアップで最も高価な「トァレグ ハイブリッド」は、946万4,000円から965万3,000円に変更されている(価格はすべて税込)。