トレンド総研は、11月10日~11日にかけて、20代~50代の会社員500名を対象に「年賀状」に関する調査を実施した。

左:平均年収の差 右:役職に就いている人の割合

50代では年収差はなんと200万円以上

まず、社内の人に年賀状を「送っている人」と「送っていない人」に分け、「年収」について比較した。年賀状を送っている人の平均年収は535万円なのに対して、送っていない人では395万円と140万円もの差が見られた。年代別にみると、20代が33万、30代が137万、40代が108万、特に50代では215万の差があることがわかった。

年賀状の送付と役職の有無を見てみると、「年賀状を送っている」人のうち、役職に就いている人は40%なのに対し、「年賀状を送っていない人」のうち、役職に就いている人は13%だった。20代から50代まで、各年代で同様の傾向がみられ、年賀状を出す人は年代や社会人歴にかかわらず出世する傾向があるようだ。

部下や後輩から年賀状を受け取ると4割が「嬉しい」

続いて、年賀状を受け取る側の印象について調査した。部下や後輩から年賀状を受け取った際に、どう思うか尋ねたところ、「嬉しいと思う」が最も多く42%、次に「印象が良くなると思う」(26%)、「かわいくみえると思う」(11%)となった。