建設業界で働く女性の愛称「けんせつ小町」に - 94%が「知らなかった」

エヌ・アンド・シーは10日、大学生・院生を対象にした「建設・不動産業界に関する意識調査」の結果を発表した。同調査は11月15日～25日の期間、関東在住の20歳～29歳の大学生・院生を対象に実施したもの。回答者数は2,000名。

「けんせつ小町」の知名度は?

日本建設業連合会は10月22日、建設業界で働く女性の愛称を「けんせつ小町」と決定したことを受け、同社は大学生・院生が、「けんせつ小町」をどのように受け止められているかを調査した。

「建設業界で働く女性の愛称が『けんせつ小町』になったことを知っていたか」を聞いたところ、「知っていた」は6.6%にとどまり、「知らなかった」が93.5%で圧倒的に。

「建設業界で働く女性の愛称が『けんせつ小町』になったことで、建設現場の女性の数は将来的に倍増すると思うか、しないと思うか」を尋ねたところ、「将来的に倍増すると思う」と回答した学生は39.5%、「倍増しないと思う」は60.6%であった。

建設業界で働く女性の愛称について、「『けんせつ小町』と『ドボジョ』では、どちらのほうがいいと思うか」を聞いたところ、「けんせつ小町」派の学生は81.1%、「ドボジョ」派は19.0%で、「けんせつ小町」に軍配が上がった。

「けんせつ小町のイメージガールになって欲しい女性有名人」を聞いたところ、「堀北真希さん」「綾瀬はるかさん」「剛力彩芽さん」がトップ3に。

20位以内には「吉田沙保里さん」(10位)、「北斗晶さん」(16位)、「イモトアヤコさん」(19位)もランクインした。