歌手のMay J.が10日、東京・丸ビルで行われた、日本初登場となるアナとエルサの等身大オブジェの除幕式に登場し、先月、喉の不調で完唱できず涙を流した同じ場所で、再び「Let It Go~ありのままで~(エンドソング)」を披露。今回はベストな状態で歌い上げ、「前回の分も気持ちを込めて歌わせていただいた」と涙ぐみながら語った。

アナ・エルサ等身大オブジェの除幕式で「Let It Go~ありのままで~(エンドソング)」を披露したMay J.

May J.は先月13日にも、同じ場所で行われたクリスマスツリー点灯式にて同楽曲を歌唱。その際は喉の不調のため、いつもの歌声を披露できず涙を流した。そして本日、再び『アナと雪の女王』のツリーの前に約1カ月ぶりに登場し、「前回は喉の不調によりみなさんにご迷惑をかけてしまい申し訳ありませんでした」とあらためて謝罪。「前回約束させていただいたベストな状態で歌を歌うという機会をいただけてうれしく思っています」と伝え、「喉は治りました! ベストな状態で今日は歌わせていただきます」と笑顔で完治宣言した。

そして、「3、2、1」とカウントダウンに合わせて、May J.がアナとエルサの等身大オブジェの除幕を行い、リアルに再現されたアナとエルサがお目見え。観客から「おぉ!」と歓声が沸き起こる中、May J.も「クオリティがすごいですね! 本物のアナとエルサがいるような感じ」とクオリティに驚き、「かわいいー!」と笑顔全開で喜んだ。

その後、May J.のスペシャルライブが行われ、「Let It Go~ありのままで~(エンドソング)」を披露。「前回の分も気持ちを込めて歌わせていただいたので、届いてくれていたらうれしい」と涙ぐみながら話すと、観客から温かい拍手が送られた。さらに、ひと足早いクリスマスプレゼントとして、May J.も大好きだというマライア・キャリーの「All I Want For Christmas Is You」も披露。最後に「この機会をいただけてうれしかったです」とあらためて感謝し、「アナとエルサと一緒にぜひみなさんに記念撮影していただけたら」と呼びかけた。

丸ビル1階のマルキューブでは現在、『アナと雪の女王』にインスパイアされた雪と氷の世界を再現しており、夜になると光り輝くツリーが展示されている(~12月25日)。このたびツリーの前に登場した、日本初登場となるアナとエルサの等身大オブジェ(約165cm)は、12月28日まで飾られる。

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