米HPは2日(現地時間)、業界最薄・最軽量をうたうBTO対応のビジネスノートPC「HP Elitebook Folio 1020」シリーズを2モデル発表した。標準モデルは2015年2月、特別モデル(Special Edition)は2015年4月の出荷予定で、価格は未定。
HP Elitebook Folio 1020シリーズは、本体サイズがW310×D210×H15.7mmの薄型ノートPCで、ファンレスの仕様。重量は標準モデルが1.2kg、Special Editionが1kgだ。Special Editionでは、マグネシウムリチウム合金と再生カーボンファイバーを採用することで、重量1kgという軽量化を実現した。
主な仕様は、CPUがIntel Core M-5Y51(1.1GHz)またはCore M-5Y71(1.2GHz)、メモリがDDR3L-1600 8GB、ストレージが128GB~256GBのSSD、グラフィックスがIntel HD Graphics 5300(CPU内蔵)、OSがWindows 8.1 Pro・Windows 7 Professional・Ubuntu・FreeDOSとなっている。
12.5型の液晶ディスプレイは非光沢(ノングレア)タイプで、解像度は標準モデルが1,920×1,080ドット(フルHD)、Special Editionが2,560×1,440ドット。タッチには非対応だが、標準モデルのみ、2,560×1,440ドットでタッチ対応の液晶ディスプレイが選べる。
インタフェース類は720p HD Webカメラ、HDMI出力、USB 3.0、microSDカードスロットなど。バッテリ駆動時間は最大で約9時間。そのほか、米国MIL-STD 810G準拠の耐久性テストをクリア、各種セキュリティ機能、ユーザーテストとフィードバックに基づく新設計のキーボード、高品質なサウンド機能といった要素を備えている。