タレントの武田久美子、俳優のムロツヨシ、歌舞伎俳優の中村橋之助が、生田斗真と小栗旬が8年ぶりに連続ドラマでタッグを組む2015年1月スタートのTBS系ドラマ『ウロボロス~この愛こそ、正義。』(毎週金曜22:00~)に出演することが2日、明らかになった。

左から中村橋之助、武田久美子、ムロツヨシ

本作は、人気漫画『ウロボロス 警察ヲ裁クハ我ニアリ』を原作とする連続ドラマ。普段はさえない刑事だが、スイッチが入ると常人離れした格闘能力で悪を粉砕する主人公の龍崎イクオを生田斗真が演じ、イクオの相棒で、明晰な頭脳とクールな立ち居振る舞いで裏社会をのし上がっていくヤクザ・段野竜哉を小栗旬が演じる。

22年ぶりの連続ドラマ出演となる武田久美子は、小栗演じる竜哉が所属する我孫子会系三次団体・松江組の実質的な権力者、我孫子桐乃。若頭の竜哉をかわいがり、原作では着物にドレスに、竜哉の前で妖艶な姐さん姿を見せるなど、一癖も二癖もある存在だ。また、松江組で竜哉の腹心の深町武役はムロツヨシ、生田演じるイクオと上野樹里演じる日比野美月が勤める警視庁のトップ、警視総監の北川貴一郎役は中村橋之助が演じる。

初の姐さん役に挑戦する武田久美子は「皆さまの想像する"姐さん"のイメージに捕らわれず、武田久美子にしかできない"姐さん"を誠心誠意、思いっきり演じたい」と気合十分。1992年放送の『キライじゃないぜ』(同局)以来の連続ドラマ出演となることについては、「身体と脳が覚えている!と自分を信じて、桐乃という役に臨みたい」と言い、「アメリカに移住した時点で、お芝居の仕事は半ばあきらめていましたので本当に光栄です!」と喜びを語った。

ムロツヨシは「初めてのヤクザ役ですので、頑張ります、などとは言わず、やりきります、と言わせてください。脚本が本当に面白いので、脚本を越えて皆さまの前に提供することを約束したい」と意気込みを表現。中村橋之助は「とってもシリアスで怖い部分もあるけれど、現実にもあるような話ですし、大変にスペクタクルで歌舞伎にもなりそうな、興味をそそられるものがたくさんありました」と原作の魅力を語った。

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