読売広告社の都市生活研究所はこのほど、首都圏に住む男女に聞いた「自分の居場所」に関する調査の結果を公表した。

「"自分だけの場所"を持っていますか?」

同調査は、楽天リサーチにモニター登録している、1都3県(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)に住む20代から70代までの男女が対象。8月8日から11日にかけてインターネットリサーチで実施し、1,100サンプルを得た。

「自分の居場所」老若・男女に違いは?

「自分だけの場所を持っているか」という質問に対して「持っている」と回答した人は25.6%。男女ともに60代、70代では30%を超え、年齢が高くなるほど「自分だけの場所」を持っている割合が増えることがわかった。一方、「欲しいが持っていない」と回答した人は42.9%だった。

「自分だけの場所はどこか」と質問した。その結果、「カフェ/喫茶店」、「公園や河原、海などの屋外」、「スポーツクラブ/ジム/ヨガ」が上位となった。男女とも20代と30代は「カフェ/喫茶店」が高かった一方、60代男性は「居酒屋/飲み屋」、60代女性は「スポーツクラブ/ジム/ヨガ」が高くなった。

「自分だけの場所に行く理由」を聞いた。その結果、「リフレッシュする場として」と回答した人が、全体で約40%となった。また、上位3項目に関して、女性の方が同項目のスコアは高く、女性にとっては「リフレッシュ」がキーワードとなる結果となった。

「自分だけの場所で何をするか」という質問に対して、全体では「スポーツ」、「飲酒・飲食」、「自然に触れる」が上位となった。男性の20代と30代に関しては「何もしない」が高くなった。「自分だけの場所」の活動に対して男女で違いが見られた。

「"自分だけの場所"で何をしますか?」(男女70代については参考値)