JALは12月1日より、「ひとクラス上の最高品質」をテーマに開発した787-8型機の新仕様機材「SKY SUITE 787(スカイスイート 787)」を成田=フランクフルト線に投入した。

完全フルフラットベッドを導入したビジネスクラス「SKY SUITE」

「SKY SUITE 787」のビジネスクラスには、「SKY SUITE 777」で好評の完全フルフラットシート「SKY SUITE(スカイスイート)」を採用。ベッド長は最大約188cm、ベッド幅は最大約65cm、ベッド時足元幅は約53cmという快適空間を設けた。また、「スカイスイート」専用に制作された高反発マットレス・枕「エアウィーヴ S-LINE」で、快適な眠りをサポートする。

座席配列は2-2-2の横6席で、全席通路アクセス可能。プライバシー性の確保と同行者とのコミュニケーションの双方のニーズに対応した、電動プライバシーパーティションを設置している。なお、個人モニターは15.4インチより23インチに拡大している。

プレミアムエコノミー「SKY PREMIUM」

エコノミー「SKY WIDER II」

プレミアムエコノミーには、2-3-2(横7席)配列の「SKY PREMIUM(スカイプレミアム)」を採用。座席ピッチは約107cm、座席幅は約49cmという、初期のビジネスクラスのようなゆとりの居住空間を確保した。個人モニターは新型のタッチパネル式で、サイズは12.1インチ(最前列は10.6インチ)となっている。

エコノミークラスには、787型機で世界最大級のスペースを誇る"新・間隔エコノミー"の第2弾「SKY WIDERII(スカイワイダーII)」を導入。 2-4-2(横8席)配列を維持し、座席ピッチ約84cm、座席幅は約48cmと、前後間隔を5cm拡大した。なお、個人モニターは10.6インチとなっている。

座席数

「SKY SUITE 787」を導入した同路線は、12月16日より毎日運航となる。また、2015年1月からは順次、成田=ニューヨーク線にも投入するなど、今後国際線の中長距離路線を中心に路線を拡大していくという。

※座席ピッチと座席幅は全て一部座席を除き、座席幅はアームレスト間で測定