富士重工業は12月25日、「SUBARU XV」に改良を施すとともに、特別仕様車「SUBARU XV POP STAR」を設定して発売する。ガソリン車に操舵支援機能も備えた「アイサイト(ver.3)」を搭載するとともに、内装質感・燃費性能・走行性能・静粛性などを進化させた。

「SUBARU XV 2.0i-L EyeSight」

「SUBARU XV POP STAR」

内装質感では、金属調の加飾をピアノブラック調パネルやシルバーステッチと組み合わせて質感を向上させ、メーターパネルにブルーパネルや金属調リングを採用して機能美を表現。2つのUSB電源や、タッチ操作対応のセンターディスプレイ搭載SDナビゲーションシステムも採用され、利便性も向上している。

パワーユニットの各部フリクション低減などにより、燃費性能は16.2km/リットル(JC08モード)へと向上。走行性能では、サスペンション性能の向上やステアリングギア比の変更などを行い、振動が少ないしなやかな乗り心地を実現するとともに、気持ちの良いハンドリングと取回しの良さを向上させた。静粛性では、ボディ各部への吸音材の追加やウインドウガラス周りの構造変更などを実施している。

今回採用された「アイサイト(ver.3)」は、操舵支援機能である「アクティブレーンキープ」をはじめ、「プリクラッシュブレーキ」「全車速追従機能付クルーズコントロール」の性能向上により、最先端の予防安全技術を提供する。「XV」の価格は225万7,200~286万2,000円(税込)。

新たに設定された「POP STAR」は、鮮やかなイエローをイメージカラーとし、アクティブな印象をより際立たせた特別仕様車。外装色にヴィヴィッドな専用色「サンライズイエロー」、内装には専用のカーボン調加飾パネルやオレンジ色のステッチを採用した。クロスオーバーSUVとしての使い勝手を高めるサンルーフを標準装備し、SRSサイドエアバッグ+SRSカーテンエアバッグの標準装備により、安全性も高められている。「SUBARU XV POP STAR」の価格は264万6,000円(税込)。