東京都交通局、東京メトロ、小田急電鉄、東京急行電鉄、横浜高速鉄道、埼玉高速鉄道は25日、年末年始の列車運転について発表した。各社局とも12月30日から1月4日まで土休日ダイヤで運転。大みそかから元日早朝にかけて終夜運転なども行われる。

東京メトロ副都心線・東急東横線・みなとみらい線も大みそかから元日にかけて終夜運転を実施

東京都交通局は都営地下鉄全線で大みそかの終夜運転を行い、元日の始発まで、都営浅草線は20~40分間隔、都営三田線は約30分間隔、都営新宿線と都営大江戸線は30~40分間隔で運転。都営浅草線は京成線と、都営新宿線は京王線と直通運転を行い、本八幡発高尾山口行の直通列車(本八幡駅2時35分発・高尾山口駅4時15分着。都営新宿線内各駅停車、京王線内急行)も運転される。日暮里・舎人ライナーは終車時刻を繰り下げ、上下線各4本増発される。

東京メトロは全線で大みそかの終夜運転を実施。銀座線は浅草~上野間約7分間隔、上野~渋谷間約15分間隔で運転される。他の路線は約30分間隔での運転となり、日比谷線・東西線・有楽町線は他社の路線との直通運転を行わない。千代田線はJR線と直通運転を実施するほか、元日早朝に小田急線へ直通する臨時特急「メトロニューイヤー号」(北千住駅4時14分発・片瀬江ノ島駅5時52分着)が運転される。

小田急電鉄は「メトロニューイヤー号」の他にも、元日未明から早朝にかけて、新宿~片瀬江ノ島・小田原間で臨時特急ロマンスカー「ニューイヤーエクスプレス号」を下り11本・上り2本運転。全線で大みそか深夜から各駅停車による終夜運転も行う。新宿~相模大野間は約15分間隔、相模大野~伊勢原・片瀬江ノ島間と新百合ヶ丘~唐木田間は約30分間隔、伊勢原~小田原間は約60分間隔での運転となる。

東急電鉄は東横線で大みそか深夜から元日早朝にかけての終夜運転を実施。みなとみらい線・東京メトロ副都心線との直通運転も行う。目黒線と田園都市線は終電繰下げ・初電繰上げを行い、元日午前2時30分頃から午前4時頃まで運転を行わない。目黒線は東京メトロ南北線・埼玉高速鉄道線や都営三田線と直通運転を行い、田園都市線も東京メトロ半蔵門線へ直通運転を実施。半蔵門線と東武線の直通運転は行わないとのこと。埼玉高速鉄道線は大みそかに終電を約2時間繰り下げ、元日の初電を約50分繰り上げて運転する。