新妻エイジに扮した染谷将太。(c)映画「バクマン。」製作委員会 (c)大場つぐみ・小畑健/集英社

大場つぐみ、小畑健原作による実写映画「バクマン。」の追加キャストが発表された。新妻エイジ役は染谷将太が務める。

新妻エイジは佐藤健演じる真城最高と、神木隆之介演じる高木秋人の最大のライバルとなる天才マンガ家という役どころ。染谷は「猫背でひょこひょこ動いたりしたら面白いかなと思って、監督とも相談しながら新たに作っていった部分もありました」と撮影時のエピソードを振り返り、映画の内容について「CGバトルシーンもあるんですけど、どうなっているのかがすごい楽しみです」とコメントを寄せた。

「バクマン。」は真城最高と高木秋人の2人がコンビを組み、マンガ家の道を歩んでいく様を描いた青春ストーリー。映画は2015年に全国東宝系にて封切られる。

染谷将太コメント

今回演じる新妻エイジというキャラクターは、掴みどころがなく突拍子もないところが魅力なんですけど、演じるのは本当に難しい役でした。原作のままの感じを残しつつも、エイジのセリフのニュアンスが割りと淡泊で、感情があるようでないような感じなので、猫背でひょこひょこ動いたりしたら面白いかなと思って、監督とも相談しながら新たに作っていった部分もありました。またエイジの演技には、全体的にアクションが多いので本当に苦労しましたね。ペン入れのシーンでは、映画の為に作った特殊なペンを途中で回しながら、擬音を発して、セリフも言わなければならなかったので、結構難しかったですね。擬音はボイスパーカッションと言われましたけど(笑)。CGバトルシーンもあるんですけど、どうなっているのかがすごい楽しみです。人間ドラマは人間ドラマでしっかりとベースにあるんですけど、漫画を描く作業って一見地味だと思われているじゃないですか、それを逆手にとって映像として遊んでいる部分がどれだけ躍動感のあるものになっているのか、本当に作品の完成が楽しみです!! 是非、ご期待ください!!