シチズンホールディングスはこのほど、全国の既婚男女400名(男女200名ずつ)を対象に実施した、「婚約・結婚指輪」に関するアンケート調査の結果を発表した。調査期間は10月7日~8日。

男性の7割が「婚約指輪を贈った」と回答

「婚約指輪(エンゲージリング)を贈りましたか?」

まずは、婚約指輪を贈る側である男性を対象に「婚約指輪を贈りましたか?」と質問したところ、「贈った(70.0%)」「贈っていない(28.0%)」「代わりになるものを贈った(2.0%)」となった。7割の男性が婚約指輪を贈っていることがわかった。

年代別で見てみると、20代(60.0%)・30代(62.0%)では贈った人は6割にとどまっており、40代(84.0%)、50代(74.0%)とでは大きな差が見られる結果となった。「40代後半~50代前半の"バブル世代"では、当時「婚約指輪は給料3カ月分」と言われ、多くの男性が婚約指輪を贈ったようです」と同調査。一方、若い人ほど婚約指輪の習慣にこだわらない傾向にあることも明らかとなった。

女性の34.5%が「婚約指輪はしまってある」

「婚約指輪を今どうされていますか?」

次に、婚約指輪を贈られる側の女性を対象に「婚約指輪を今どうされていますか?」と尋ねた結果、「しまってある(34.5%)」がトップだった。以下多い順に、冠婚葬祭などの「特別なときにつける(28.9%)」、「よくつけている(19.7%)」、「ときどきつけている(14.1%)」、「なくした、分からない(2.8%)」と続いた。

年代別で比較したところ、20代では「ときどきつけている(36.7%)」の割合が他年代より高い傾向にあり、調査では「せっかくもらった婚約指輪だからできるだけつけていたいという考えから、普段使いできる婚約指輪を選ぶ人が多くなっていることも、理由としてあるのかもしれません」としている。

結婚指輪の交換をした人は、83.8%

「結婚指輪は交換されましたか?」

次に、結婚指輪の交換をしたか聞いたところ、8割以上が「交換した(83.8%)」と回答。性年代別に見ても、いずれも8割を超える結果となった。

ちなみに、結婚指輪の装着率について調査した結果、「ほぼ四六時中つけている」という人は、男性49.1%、女性39.2%で、男性の方が女性を上回った。