龍名館は11月23日より、東京都・御茶ノ水の和食店で、日本茶の種類や文化について学べる全10回の"お茶の大学"「1899ティーカレッジ」を開講する。

GREEN TEA RESTAURANT1899OCHANOMIZU

同講座の会場となるのは、8月に開業した創作和食店「GREEN TEA RESTAURANT1899OCHANOMIZU(グリーンティー レストラン1899お茶の水)」。同店では、「日本茶」を「淹れる」「食べる」をコンセプトに、飲むお茶と「茶を食す」料理やスイーツなどを、時間によって異なるスタイルで提供している。

"お茶の大学"は、日本茶インストラクターを講師に招き行う。第1回の講座は、「10種類のお茶を見て、触って、飲んで」をテーマに実施する。代表的なお茶と言われる、煎茶、玉露、ほうじ茶、紅茶などの10種の茶葉を実際に見て触りながら、各茶葉の特徴や各茶葉に合わせた淹(い)れ方を学ぶ。座学後は、実際に参加者自身がお茶を淹れ、それぞれのお茶の香りと味を比べて楽しめる。

10種類それぞれの茶葉に合わせた淹れ方を学ぶ(イメージ)

講師には、女性の日本茶インストラクターの草分け的存在でもある竹内ひさ代氏を迎える。同氏は「日本茶インストラクター」「日本茶鑑定士」の資格を持ち、数多くのセミナーで講師を務めるほか、関連書籍編集にも携わるなど、日本茶に関するさまざまな活動を行っている。

セミナー後はティータイムの時間を設け、お茶とお菓子を提供する。お茶は今の時期におすすめの、静岡県のトンネルでひと夏寝かせた"熟成深蒸し茶"を用意。当日限定でくりを使った秋仕様の「自家製どら焼き」も楽しめる。終了後は、同店オリジナルブレンド茶「江戸番茶」の茶葉をプレゼントする。

開催時間は15時~17時。参加料金は5,000円(税込)。予約制で定員は20名。予約は公式サイトのフォームで受け付けている。

なお、同イベントは、今回の第1回を皮切りに全10回開催する。第2回以降は、お茶の淹れ方や茶器、お茶に合う和菓子についてのセミナーや、実際にお茶の産地・埼玉県狭山で茶摘み体験を行うバスツアーを企画している。第2回は2015年1月25日に開催予定。以後の日程は未定。