地下鉄博物館(東京都江戸川区)は11月18日から2015年1月12日まで、東京メトロ協力による特別展「有楽町線開業の歴史展」を開催する。

有楽町線新木場行の電車に使用される東京メトロ10000系

この企画展では、1974(昭和49)年10月30日の池袋~銀座一丁目間開業から40年を迎えた有楽町線にスポットを当てた。有楽町線は丸ノ内線の混雑緩和を図るとともに、池袋副都心や皇居周辺の都心部の発展拡大に対応するために建設された路線。既存の地下鉄線との交差や大規模構造物と近接する区間が多く、安全かつ慎重な施工を要したという。

今回の展示では、こうした建設や開業の歴史、都心部や豊洲・新木場地区の沿線開発状況、駅の乗降人員の推移などを写真やパネルを中心に紹介する。入館料は大人210円、中学生以下100円。