リクルーティングスタジオは10月30日、スマートフォンアプリ「名字由来net」とWEBサイト「名字由来net(Web)」から、「寿司ネタにまつわる名字ランキングベスト30」を発表した。

「寿司ネタにまつわる名字ランキングベスト30」

"夏を告げる"寿司ネタが1位に

同ランキングは、月間400万アクセスある「名字由来net(アプリ・Web)」において、寿司ネタにまつわる名字を人数の少ない順に抽出したもの。電話帳データをもとに、実世帯が確認できるもののみを集計した。

1位となった名字は「鱧(はも)」だった。全国におよそ10人という珍しい名字で、大阪府に見られる。なお、"鱧寿司"は大阪や京都で夏を告げる料理として親しまれているという。

2位は「鯖(さば)」で、大阪府に小数見られる名字。なお、山口県山口市に「鯖」という地名が存在するほか、"鯖寿司"は京料理としても有名。3位は「蜆(しじみ)」で、"しじみ寿司"はシジミの名産である島根県・宍道湖の周辺で見られる。

寿司ネタとして人気の魚と同名の「平目(ひらめ)」(17位)や「鯛」(18位)もランクインした。23位の「鱸」(すずき)は全国で2番目に多い「鈴木」姓と同じ読み方だが、全国におよそ600人の珍しい名字となっている。

同ランキングの50%(15件)は、全国人数100人以下の希少姓が占める結果となった。なお、ランキング対象外の名字の中にも寿司ネタと同じ読み方の「真黒(まぐろ)」や「保立(ほたて)」、「宇仁(うに)」などが見られる。また、同じく対象外の「寿司(すし)」姓は全国におよそ10人だった。