不二家は11月より、バウムクーヘン2品「2層の贅沢バウム~お茶の水仕立て~」(小/大)を発売する。

「2層の贅沢バウム~お茶の水仕立て~」のイメージ画像

お茶の水女子大学のサークル「Ochas」とコラボしたバウムクーヘン

同商品は、同社とお茶の水女子大学の公認サークル「Ochas(オチャス)」がコラボしたバウムクーヘン。「Ochas」は同大学生活科学部食物栄養学科の学生を中心とする約120名が所属するサークルで、「『食べる幸せ』を届ける」をテーマに、複数のチームに分かれて学内外で商品開発やイベントを行っている。

今回は、同サークルの「おみやげチーム」が、大学のお土産として販売する商品の開発に着手。地元に根付いた企業への製造委託を希望していたことから、コラボ企業の選定協力を文京区に依頼し、同区内の7社(店)の候補の中から不二家が選ばれ、商品化を担当することになった。

2014年8月より共同商品開発がスタート。Ochasメンバーの企画書を元に、「お土産として販売するものなので日持ちのするお菓子がよい」「学生や大学スタッフが買いたいと思う品質やデザインにしたい」といったメンバーの意見を反映させ、打ち合わせと試作を重ね、商品ができ上がったという。

中心近くは卵のおいしさが味わえるプレーン生地、外側は北海道産生クリームと練乳を使用したミルキー風味の生地と、2つの味が楽しめる、一つひとつ丁寧に焼き上げたバウムクーヘンとなる。"お茶の水女子大学"にかけて、いちばん外側をお茶(抹茶)入りのフォンダン(ペースト状に加工した砂糖。製菓材料の一種)でコーティング。やさしい甘さの中にも抹茶のほろ苦さが香る、さわやかな後味が特徴だという。

バウムクーヘンは木の年輪のように見えることから縁起のよいお菓子とされ、約1カ月間日持ちがするのでお土産やプレゼントにも向くとのこと。一人用に小さく焼き上げた小サイズと、白と緑を基調とする専用BOX入りで、切り分けて食べる大サイズの2つのサイズが発売となる。

パッケージは不二家のロゴと「Ochas」のロゴをプリントしたダブルネーム仕様。さらに、不二家のペコちゃんのイラストと、Ochasキャラクターのチャコちゃんのイラストもさりげなく添えられている。

小は直径約83mmで、価格は194円(税込)。大は直径約135mm、高さ約35mmで専用BOX入り。価格は1,944円(税込)。各種イベントやお茶の水女子大学、文京区の不二家店舗などでの限定発売となる。

今後の発売予定は、11月1日、2日 JAPAN FOOD FESTA「農林漁業学園」(東京都千代田区丸の内エリア)、11月8日、9日 お茶の水女子大学学園祭「徽音祭(きいんさい)」、11月10日~ お茶の水女子大学生協購買内、11月10日~ OTOWA FUJIYA(オトワ フジヤ)(文京区の不二家本社1階にあるプレミアム洋菓子ショップ)、11月22日 文京博覧会(文京シビックセンター)。なお、学園祭などでは特別価格で販売される場合がある。