上島竜兵、故・勘三郎さんとの交友秘話を告白「本当に優しかった」

 

お笑いトリオ・ダチョウ倶楽部の上島竜兵が、29日に生放送されたフジテレビ系情報番組『ノンストップ!』(毎週月~金9:50~11:25)にVTR出演し、故・中村勘三郎さんとの交友秘話を初めて語った。

中村勘三郎さんとの交友秘話を語った上島竜兵

12月に三回忌を迎える勘三郎さん。11月1日から新橋演舞場で行われる『十一月新派特別公演』は、長男・勘九郎と次男・七之助の追善の思いが込められている。また、41公演で毎回違うゲストが出演することも見どころの1つ。黒柳徹子、明石家さんまといった勘三郎さんとゆかりのあった著名人が、口上で勘三郎さんとの思い出を語る。その中の1人が上島竜兵。体調が悪化して何を見ても笑えなかった勘三郎さんが、唯一笑って見ていたのが上島のリアクション芸を収めたDVDだった。そんな上島を、勘九郎は「神様のような存在」、七之助は「命の恩人」と語る。

「住む世界が全然違うのに、勘三郎さんは本当に優しかった」と初めてカメラの前で勘三郎さんへの思いを語った上島。出会いのきっかけは、10年ほど前に志村けんに連れられて行った居酒屋で「あなたの大ファン」と声を掛けられたことだった。2008年には勘三郎さんからの熱烈なラブコールで新橋演舞場の舞台にも立った。上島は照れくさそうに、「『一生懸命やっているのがすごくいい。それに勝てるものはないよ』って。ほかに褒めるところがなかったんでしょうね(笑)」と当時を思い返した。

交流は勘三郎さんの入院生活中も続いた。メールでやりとりをしながら、自身が出演したDVDが完成するとすぐに勘三郎さんに渡したという。そんな中、忘れられない出来事が、初めて「観に来てくれないか」と誘われて行った2012年の最後の公演。桜吹雪が舞う中で演じる勘三郎さんに見惚れていると、偶然ポケットに桜吹雪が入り込んでいた。舞台後にそのことに気づいた上島は、その花びらをお守りとして今でも財布に忍ばせている。

「いっぱい話したいことが詰まっていた」と言う上島だが、この交友関係を今まで語ってこなかったのは「あまりうまく話せる自信がなかったし、(勘三郎さんの周りが)そうそうたるメンバーでしたから。その中でっていうのも失礼かなみたいなところもありましたし」という思いがあったから。それでも、「これを今(勘三郎さんが)聞いてたら、『何言ってんだバカヤロウ』ってたぶん言うんだよね。『なんなんだよ、俺とお前の関係は』って絶対怒ると思う」と笑顔を浮かべながら懐かしそうに話していた。

ちなみに、勘九郎と七之助は生前の勘三郎さんから「上島さんの芸を見て、演技の勉強をしなさい」と言われることも。その言葉の裏には、「毎回、同じリアクションを求められても、初めて見たような面白さを提供してくれるすごい人」という上島に対する尊敬の念があった。

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