カップル専用アプリ「Pairy(ペアリー)」を運営するTimers(タイマーズ)は、「ぼっち充に関するカップルの意識調査」を実施し結果を発表した。調査は、同アプリを利用する男女431名(男性162名、女性269名)を対象に9月26日~28日に行われた。

パートナーがいても"ぼっち充"な人、28.7%

「パートナーがいても休日1人で過ごすことについて」

1人ぼっちで充実した時間を過ごしている人のことを指す"ぼっち充"。調査ではまず、カップルの中にどのくらいの"ぼっち充"がいるのかを調査するため、「パートナーがいる場合でも休日に1人で過ごしたいと思うことがありますか?」と質問。結果、「実際によく1人で過ごす」と回答した人は28.7%だった。

さらに、「パートナーと過ごさず、1人で過ごしている時間は充実していますか?」と質問したところ、「かなり充実している(9.8%)」「比較的充実している(38.5%)」「普通(35.7%)」と86.5%の人が回答。カップルであっても、常にパートナーと過ごすのではなく、1人の時間も重要視する傾向があることが明らかとなった。

ぼっち食事はアリ、ぼっち遊びはナシ

「パートナーがいても1人でやることとして、アリだと思うもの」

次に、「パートナーと付き合っていても1人でやることとして、アリだと思うもの」を教えてもらった結果、「焼肉」「居酒屋」「イタリアン」など、かなりハードルが高いと想定される飲食店でも、4人~5人に1人はアリだと考えていることが判明した。「ファストフード」や「ラーメン」は6割超と、もはや1人はスタンダードとして受け入れられているようだ。

対して、「1人でやることとして最もナシだと思うもの」については、「遊園地」と「旅行」が断トツだった。

調査では、「カップルの感覚としては、1人でぼっち食事を行うことに対しての抵抗はかなり減ってきているものの、ぼっち遊びをすることに対しての抵抗はまだまだ強いと考えられる」としている。

同棲したら部屋は別、寝るのは一緒が望ましい

「パートナーと一緒に住むことになったら…」

「パートナーと一緒に住む際に、部屋を別々に持ちたいかと思いますか?」という質問に対しては、4人に1人が「そう思う(24.7%)」と回答した。さらに、「やってもいいかもしれない(19.1%)」「かなりそう思う(10.7%)」を合計すると、54.5%のカップルが部屋を別々にしたいという意向があることが判明した。

一方、「ベッドを別々にしたいか」という質問では、過半数が「思わない(57.1%)」と回答。対して、現時点で別々にしたい意向がある人は「そう思う(7.9%)」「やってもいいかもしれない(7.0%)」「かなりそう思う(5.6%)」と2割程度にとどまり、部屋を分けたい意向とは大きく差が開く結果となった。

また、同じ家の中にいてもチャットやメールで連絡をとった経験があるカップルはおよそ3割という結果に。「カップルは、家の中であっても個別の時間を大切にし、常にべったり、という関係を望まなくなり、ぼっちの生活を充実させたい意向が強くなっている」と調査ではコメントしている。