インテルは15日、切手大のサイズにプロセッサに加え、無線機能などのインタフェースを搭載した超小型コンピュータ「Intel Edison」を25日より日本国内で販売すると発表した。Intel Edisonモジュール単体のほか、Intel Edison キット For Arduino、Intel Edison Breakout ボードキットをそれぞれ販売する。価格はオープン。

Intel Edisonは、切手大の小型サイズに500MHzで駆動するデュアルコアのIntel Atomと、100MHzで駆動するIntel Quarkのほか、40種類のGPIO、1GB LPDDR3メモリー、4GB EMMCとデュアルバンドのWi-Fi / BTLEを搭載したモジュール。詳細な仕様は下記の記事を参照してほしい。

Intel Edisonの概要

■「Edison」の解説記事はこちら
Intel、超小型サイズのコンピュータ「Intel Edison」を正式発表

2014年9月のIDF14(Intel Developer Forum 2014)で正式発表され、ワールドワイドではすでに販売を開始しているが、日本国内では技適マークの取得などの理由から販売が10月の予定となっていた。

製品のラインナップは、Intel Edisonモジュール単体のほか、Intel Edison キット For Arduino、Intel Edison Breakout ボードキットの3製品。秋月電子通商、オリオスペック、システナ、スイッチサイエンス、ソフマップ、ソフトバンクコマース&サービス、ダイワボウ情報システム、ドスパラ、Project White、ユニットコム、ワンズといった販売店で取り扱う。

Intel Edison キット For Arduino

Intel Edison Breakout ボードキット

なお、インテルは2014年11月23日~24日に東京ビックサイトで開催する「Maker Faire Tokyo 2014」に出展。Intel Edison開発ボードやArduino互換のIntel Galileo開発ボードなどを紹介する予定だという。