ランスタッドはこのほど、10月10日の世界メンタルヘルスデーに向けて、「ワーク・ライフ・バランス」に関する意識調査の結果を発表した。同調査は、国内外の18歳~65歳の男女を対象に実施。日本国内8,511名と国外約20万人より回答を得た。調査集計期間は国際調査が2013年11月~2014年2月、国内調査は2013年11月。

ワーク・ライフ・バランスを実現しにくい理由は?

勤務先を選ぶ際に「ワーク・ライフ・バランスが実現しやすい企業」を望む割合について国ごとに見ると、「ドイツ」(51%)が最多、「イギリス」(46%)、「アメリカ」(43%)が続いた。一方、「日本」は37%という結果に。2012年に30%を記録して以降徐々に高くなってきているものの、欧米諸国と比べて意識が低い結果となっている。

日本国内調査で「ワーク・ライフ・バランスを実現しにくい理由」を尋ねたところ、「業務量が多い」(24%)、「残業など労働時間が長い」(20%)、「職場環境がよくない」(20%)が上位となった。

ワーク・ライフ・バランスを実現しにくい理由