東京急行電鉄はこのほど、田園都市線渋谷~二子玉川間にて、駅間トンネル内でのインターネット接続環境向上に向けた設備増強工事に着手すると発表した。

東急田園都市線の地上区間を走る8500系

同区間では2011年にインターネット接続サービスを開始したが、スマートフォンの普及などによる通信需要の増大にともない、最近ではインターネットに接続しにくい状況が生じていたという。今回、携帯電話各社の協力を得て設備増強を進めることで、2015年1月頃には同区間での接続環境が改善される予定としている。

その他のトンネル区間でも順次設備の整備と増強を進め、東横線反町駅と横浜駅では2015年3月頃のサービス開始をめざして工事に着手。2015年度以降も引き続きトンネル区間での設備増強工事を進め、東横線自由が丘~多摩川間と日吉駅、目黒線目黒~洗足間と奥沢~多摩川間、田園都市線つきみ野~中央林間間、池上線戸越銀座~洗足池間の各駅・各区間に順次着手する計画だ。