ファイルメーカーは、同社のデータベースソフトウエア「FileMaker」の初中級者ユーザー向けトレーニング教材「FileMaker Drill Book - FileMaker 13プラットフォームに対応した基本と実践を学習」の販売を開始した。価格は4,000円(税別)。公式オンラインストア「FileMaker Store」や全国のFileMaker製品取扱店で購入できる。
同書は、実際のビジネス現場を想定した実践的な演習と解説を通して、FileMakerに初めて触れるユーザーでもFileMakerプラットフォームを利用したデータ活用と情報共有の手法を学ぶことができるというトレーニング教材である。
制作にあたっては、日本のビジネス現場を熟知したFileMaker開発パートナーが600ページに及ぶテキストの執筆と演習用サンプルの作成を担当している。実際のビジネスシーンにおける情報活用に沿った演習が可能な「基本編」と「実践編」で構成されており、FileMakerに関するスキルレベルが初級から中級のユーザーを主な対象としている。
「基本編」では、主に名簿管理のサンプルソリューションをベースに、FileMakerプラットフォームの基本的な利用方法、ビジネスソリューションのカスタム作成方法、複数人数で共有するために必要な基礎知識までを学ぶことができる。
「実践編」では、顧客管理、見積計算、報告書といった、ビジネス現場での使用を想定した20種類のサンプルソリューションを使った演習を収録。実践的な演習で習得したテクニックや知識をユーザー自身のソリューションに応用できる。各演習で使用されている計算式やスクリプトについて詳しく解説した基本編の参照ページが明記されており、基本編に戻って繰り返し学習しすることができる。
ファイルメーカーの社長、ビル・エプリングは、本書の発売にあたり、「昨今、iOSデバイスのビジネス導入をきっかけに、FileMakerプラットフォームを採用する新しいお客様が増えています。それに伴い、FileMakerソリューション開発を新たに始められるユーザー向けの学習用コンテンツを希望されるお声を数多くお寄せいただいております。このたび、そうしたご希望にお応えするため、本書を発行する運びとなりました。日本のビジネス環境にすぐ応用できる実践的なトレーニング内容になっていますので、FileMakerプラットフォームを業務でもっと活用したいとお考えの日本のお客様に本書をお役立ていただけると幸いです」とコメントしている。