リクルートキャリアは、8月26日~31日にかけて、転職を実現したビジネスパーソン2,274名を対象に「第27回転職世論調査」を実施した。

今回の転職活動で、何社から内定が出ましたか?

今回の転職活動で、何社から内定が出たか尋ねたところ、53.5%が「1社」と回答した。27.3%が「2社」、19.2%が「3社以上」と回答している。「3社以上」という回答は、31~35歳の年齢層が最も高く、21.6%だった。

入社した会社から内定が出たとき、どのくらい迷いを感じたか聞くと、63.3%が「迷った」(大いに迷った21.6%と、少し迷った41.7%の計)と回答している。性別で見ると、女性は半数近い43.9%が「全く迷いはなかった」と回答しており、男性の「迷いはなかった」(35.3%)を8.6%も上回った。

また、内定社数が増えるに従い「大いに迷った」が増加する傾向にあることもわかった。志望意向が下がった場合も「大いに迷った」「少し迷った」の合計も増加している。

内定社数が増えたり、志望意欲が下がると「迷う」割合も増える

今回の就職活動において、何社応募したか尋ねたところ、平均応募社数は18.27社だった。年齢層が上がるほど、平均応募社数は増え、41歳以上は23.65社と30歳以下の若年層よりも多かった。男女の平均応募社数を比べると、男性の方が18.81社と、女性よりも約3.5社多い。

転職後に戸惑ったことについて尋ねると、1位は「前と今の会社の仕事の進め方などやり方の違い」(54.5%)だった。2位は「前の会社との社内文化の違い」(84.4%)、3位が「社内用語がわからない」(34.3%)となっている。