エールフランスは現地時間の9月28日 、パイロット組合によるストライキ収束を歓迎する声明を発表。9月15日から延長を経て30日までの予定で同社の一部フライトが欠航となっていた。ストライキ終了の発表があったものの29日の欠航は決まっており、30日までに徐々に正常通りのスケジュールでの運航を再開していくという。

LCC・トランサビアの路線大幅拡大は変わらず

約2週間に及ぶ今回のストライキは、エールフランス(親会社エールフランスKLM)が傘下のLCC・トランサビアの路線を大幅に拡大する計画に対する行動であった。長期に亘る交渉を続け、27日には15時間ににもおよぶパイロットの労働組合と話し合いがもたれたという。

同社は、「14機の737での運航から拡大、エールフランスのパイロットの自主的な移籍もふくめ、持続的な競争力のある経済・社会的な計画のもとで行われる。この計画はフランスに1,000の雇用(パイロットに250の雇用を含め)を生み出す」として、計画を取り上げないことを主張している。