京都市と京都日本酒サミット実行委員会は11月29日に、みやこめっせ3F展示場(京都市左京区)にて「日本酒条例サミットin 京都」を開催する。

京都と全国の条例制定自治体約50蔵の銘柄の飲み比べも

全国から蔵元が集結

同市では2013年1月に、全国で初めて「京都市清酒の普及の促進に関する条例」を制定した。同条例は、京都の伝統産業のひとつである清酒(日本酒)で乾杯する習慣を広めることを通じて、京都が誇る伝統産業の素晴らしさを見つめ直し、日本文化の理解の促進に寄与することを目的としている。

日本酒に合うオリジナルメニューも用意する

同条例をきっかけに、全国で同様の条例制定の動きが広まった。現在までに約70もの自治体において同趣旨の条例が制定されている。このほど、同条例の趣旨を広くPRするとともに、京都から日本酒を中心とした伝統産業製品の魅力を発信するために、同イベントを開催する。

イベントでは全国の条例制定自治体・議会、酒造組合等が集まり、取組報告や「共同宣言」の採択を行う。また、京都と全国の条例制定自治体約50蔵の銘柄の飲み比べもできる。飲食ブースでは、約20店舗が日本酒に合うオリジナルメニューを提供(別料金)。そのほか、京焼・清水焼の「Myお猪口」をはじめとする伝統産業製品の販売などを行う。

イベントは2部制(入れ替え制)。第1部は11時~13時45分(条例サミット11時~13時)、第2部は14時30分~17時15分。入場料は2,800円(税込)。申し込みは、WEBサイトで受け付けている。参加者は4,500人を予定(決済先着順)しており、当日券は販売しない。