2009年に逝去したロック歌手・忌野清志郎の全軌跡を体感できる映画『忌野清志郎 ロックン・ロール・ショー The FILM ~#1(ナンバーワン) 入門編~』(2015年2月10日公開)の特報予告編が17日、公開された。

スクリーンで復活を果たす忌野清志郎

本作は、1980年代から、武道館開館以来史上最高の1万3,000人を超える動員を記録した2008年の『忌野清志郎 完全復活祭』まで、さまざまな世代の清志郎のライブ映像で構成。ファンのみならず楽しめる"入門編"となっており、清志郎のおなじみの大ヒット曲がスクリーンでよみがえり、さらに、貴重な秘蔵映像が初スクリーン上映を果たす。

写真・映像作家の井出情児が1カメで収めたライブ映像より「スローバラード」(「札幌市民会館最後の日」LIVE .2007)、1989年「Family Stone Tour」から「エンジェル」、FUJI ROCK FESTIVALのWHITE STAGE観客動員記録を塗りかえた、2005年の伝説的なステージより清志郎のMCから「Baby何もかも」を収録。また、『忌野清志郎 完全復活祭』からの楽曲には新たな編集が加わり、「毎日がブランニューデイ」には本人直筆の字幕歌詞が映し出される。

このたび公開された特報予告編では、最初に「銀幕に久々の来日!!」というインパクトのある文字が登場し、清志郎の音楽が流れ始める。そして、1980年代から2000年代にわたる清志郎の軌跡ともいえるライブ映像が並び、「映画館がコンサートホールに!」「聞かせたい歌がたくさんあるのさ」という言葉が描かれる。

来年2月10日の公開前に、ファンクラブ限定による特別試写会「ふぁんくらぶ祭 特別編2014 映画『忌野清志郎 ロックン・ロール・ショー The FILM~ #1 入門編~』宇宙初!最速試写会 in ナニワ/inエド」が、11月1日に大阪、11月2日に東京にて開催されることも決定。試写会は、ファンクラブ会員に向けた完全招待制となっている。

なお、本作は「忌野清志郎」完全復活プロジェクトの第1弾。毎年、清志郎を復活させるべく、「#1」公開以降にも「#2」「#3」の公開が予定されている。