キヤノンは9月16日、EOSシリーズ用の交換レンズとして、小型軽量のパンケーキレンズ「EF-S24mm F2.8 STM」を発表した。発売は11月下旬で、希望小売価格は23,000円となっている(税別)。

「EF-S24mm F2.8 STM」

APS-Cサイズセンサーを搭載する一眼レフカメラ用の交換レンズ。EF-Sレンズとして初となるパンケーキレンズで、100円硬貨の直径とほぼ同等の22.8mmという薄さ、125gという軽量さが実現されている。薄型でありながら、非球面レンズを採用することで画面周辺部まで高画質の描写が可能となっている。

また、最短撮影距離は0.16cmで近接撮影が可能な点や、小型軽量レンズながら開放F2.8の明るさを持ち、ボケ味を生かした撮影が可能な点も特長となっている。また、ステッピングモーターの搭載によるAF時の静粛性も魅力だ。

主な仕様は、焦点距離が38mm相当(35mm判換算)、レンズ構成が5群6枚、絞り羽枚数が7枚(円形絞り)、最短撮影距離が0.16m、最大撮影倍率が0.27倍。フィルター径は52mm、本体サイズは最大径が68.2mm、全長が22.8mm、質量は約125gとなっている。