JR四国は10月18日、予土線の前身である宇和島鉄道宇和島~近永間開通から同日で100周年を迎えることを記念し、予土線で100周年記念列車を運行する。

写真は「鉄道ホビートレイン」(2014年3月撮影)

記念列車は、「なかよし3兄弟、はじめての遠足号」の名称で運行。宇和島駅10時29分発のトロッコ列車「しまんトロッコ2号」に、「海洋堂ホビートレイン」「鉄道ホビートレイン」を連結し、宇和島~江川崎間を3連結で運行する。江川崎駅到着後に切離し作業を行い、「しまんトロッコ2号」は窪川駅へ。「海洋堂ホビートレイン」と「鉄道ホビートレイン」は連結したまま、江川崎~宇和島間を折返し運転する。

今回の記念列車に使用される予土線の観光列車3種類には、「予土線3兄弟」の愛称が付いており、記念列車で「3兄弟」がそろい踏みすることに。記念列車への乗車を含む団体貸切ツアーも発売される。3両の連結作業と切離し作業の両方を見学できるコースなど、3コースを設定。愛媛県内のJR四国のワープ支店、駅ワーププラザにて取り扱う。募集人数は3コース合計で160人。