経済産業省 資源エネルギー庁が10日に発表した石油価格調査(8日時点)によると、レギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は前週より0.4円安い167.4円となり、8週連続で値下がりした。

原油価格が下落したのに伴い、石油元売り会社が卸価格を引き下げたことなどが影響した。なお、下げ幅は前週より0.2円縮小した。

都道府県別の動きを見ると、横ばいは2県、値下がりは45都道府県で、値上がりした都道府県は3週連続ゼロとなった。最も高かったのは鹿児島県の175.1円(前週175.4円)で、以下、長崎県の173.5円(同173.7円)、佐賀県と大分県が同額の172.1円(佐賀県は同172.5円、大分県は同172.2円)と続いた。

ハイオク1リットル当たりの全国平均小売価格は前週より0.4円安い178.2円で、8週連続の値下がり。軽油1リットル当たりの全国平均小売価格は前週より0.4円安い145.5円で、同じく8週連続の値下がりとなった。

灯油18リットル当たりの店頭価格は前週より2円安い1,933円で、3週連続の値下がりとなった。