ビジョン・ホールディングスおよび子会社のビジョンメガネは26日、2014年8月21日付けで東京地方裁判所より再生手続終結の決定を受けたと発表した。

両社は、2013年11月28日に再生手続開始の決定を受けた後、2014年4月23日に再生計画の認可が決まり、5月23日に同認可が決定。その後、スポンサーである経営戦略合同事務所から、資金的・人的支援を受け、販売体制の強化、コスト構造の見直し、従業員スキルの向上などを着手してきた。この度、8月11日に再生計画に基づく一括弁済を実施し、8月21日付けで東京地方裁判所より終結決定を受けたという。

両社は「再生手続申立により、債権者様始め関係者の皆様方、ご利用くださるお客様には多大なるご迷惑とご心配をおかけいたしましたが、再生手続申立から今日に至るまで、店舗の営業を継続させ、無事に再生手続の終結を迎えることが出来ました。これもひとえに皆様方の格別のご理解とご支援、ご協力の賜であり、心より御礼を申し上げる次第です」とコメントしている。

今後については、引き続き、従業員、経営陣、株式会社経営戦略合同事務所が一体となり、「お客様一人一人の最適な"見える"」の実現に向けて、商品の充実、接客レベルの向上、メガネ産業の新しい価値の創出に努めていくと表明。関係者ならびに顧客に対し、「今後一層のご指導ご鞭撻、ご愛顧を賜りますよう何卒宜しくお願い申し上げます」と述べている。