三菱電機は22日、国内住宅用太陽光発電システム向けカラーモニターの新商品「エコガイド」を2014年12月に発売すると発表した。希望小売価格は9万9,000円(税抜)。

「エコガイド」製品画像

同商品は、ソフトウェアを改良することにより、1台で同社製パワーコンディショナを最大10台まで接続することが可能。10キロワット以上50キロワット未満の低圧連系システムも1台でモニターし、システム全体だけでなく、パワーコンディショナごとに発電量などの運転状況を確認できるという。

通信距離をこれまでの2倍の100メートルに延長し、パワーコンディショナとモニターの通信距離が長いシステムに対応。また、周辺環境の影響を受けにくい有線方式を採用し、安定した通信が行えるとのこと。

「発電」「消費」「売買」「買電」の状況や「発電」による環境貢献度、時間帯別の消費電力などの各種情報を、グラフやアニメーションで表示し、簡単に省エネ効果を確認できる。さらに、別売の電流センサーを取り付けると、家全体の消費電力だけでなくブレーカーごとの消費電力を最大2つまで表示可能となり、電力使用の詳細を検討できる。

このほか、別売の発電電力計測用電力センサーを取り付けることで、エコウィルやエネファームなどの外部発電機の状況も一緒に確認が行えるという。