「しゃばけ漫画」の最終回を飾った、高橋留美子の読み切り作品「屏風の中」より。

本日8月22日に発売された小説新潮9月号(新潮社)にて、さまざまなマンガ家が畠中恵の小説「しゃばけ」シリーズをモチーフに読み切りを描くトリビュート連載「しゃばけ漫画」が最終回を迎えた。

「しゃばけ」シリーズは江戸時代を舞台に、体が弱い大店の若だんなが妖たちと事件を解決するファンタジー時代小説。小説新潮にて約1年間にわたり掲載されてきた「しゃばけ漫画」では、上野顕太郎、雲田はるこ、えすとえむ、安田弘之、鈴木志保、つばな、吉川景都、村上たかし、紗久楽さわ、岩岡ヒサエ、みもり、萩尾望都、柴田ゆうといったメンバーが作品を執筆してきた。最後を飾った高橋留美子による「屏風の中」は、屏風の中の世界に入り込んでしまった若だんなを描くオリジナルストーリーとなっている。

なお発表された「しゃばけ漫画」は、上下巻の単行本にまとめられ年内に刊行される予定。