日本の歴史をテーマに歌うミュージシャンのレキシが8月20日(ハニワの日)、初の日本武道館ワンマンライブ「レキシツアー もう一度遺跡について考えてみよう~大きなハニワの下で~」を開催した。

初の武道館ライブを行ったレキシ

当日、ステージの左右に、レキシ手づくりの全長6メートルを超える巨大ハニワが飾られ、会場は日本の歴史全開。そして、ステージ上のスクリーンに、レキシとうんち鬼(オカモト"MOBY"タクヤ)の2人のアフロと、「年貢 for you feat. 旗本ひろし、足軽先生」の公式キャラクターTAWARAちゃんが、河原を走る映像が映し出された後、障子が開いてレキシが登場。初の武道館公演が幕を開けた。

はじめに「大奥~ラビリンス~」「姫君Shake!」「RUN 飛脚 RUN」の3曲を立て続けに披露。大熱狂するファンの前で、「改めまして、ケビン・コスナーです!!」と定番の自己紹介を行うと、笑いの渦へと変わった。そして、城をかたどったかぶり物をかぶっての「ドゥ・ザ・キャッスル」では、歌詞の一部を"江戸城"に置き換え、ファンも一緒になって「江戸城!」と盛り上がった。

その後、「ペリーダンシング feat. シャカッチ」「憲法セブンティーン feat.シャカッチ」では、シャカッチ(ハナレグミ)がゲスト参加。そして、「妹子なぅ」「僕の印籠知りませんか?」などに続いて、「古墳へGO!」を披露すると、再び熱気は最高潮に。本編最後の「狩りから稲作へ feat. 足軽先生、東インド貿易会社マン、旗本ひろし」では、「縄文土器、弥生土器、どっちが好き」と一万人が大合唱した。

レキシ(左)とオシャレキシの上原ひろみ(右)

アンコールでは、「ハニワニワ」「salt & stone」「きらきら武士 feat. 全員」を披露し、武道館公演は幕を閉じた。満員のファンが拍手を送るなか、ステージのスクリーンに特報が流れ、レキシ&オシャレキシ(上原ひろみ)による東名阪ライブ「レキシ 対 オシャレキシ~お洒落になっちゃう冬の乱~」の開催を発表。同ライブは、12月23日に大阪・オリックス劇場、12月25日に名古屋・Zepp Nagoya、12月28日に東京・豊洲PITにて行われる。