USB規格の技術開発と普及活動を行うUSB Implementers Forum (USB-IF)は12日(米国時間)、USBの新規格「USB Type-C」が策定完了したと発表した。

「Type-C」はMicroUSB-Bのような小型デザインのモバイル機器向けインタフェース。大きな特徴として、表裏の差をなくし、差し込む向きを問わず挿せるようになっている。

「Type-C」のケーブルとコネクタは「USB 2.0 Micro-B」 と同様に、モバイル機器向けにデザインされており、PCやタブレットでも使用できる堅牢性を持つ。データ転送速度は最大10Gbps、電力供給は最大100W。

既存のUSBコネクタ(Type-A、Type-B、Micro-Bなど)との互換性はないが、ケーブルやアダプタの仕様を定義することで互換性を持たせていく予定。