アイドルグループ・赤マルダッシュ☆とプロデュースを務める俳優の武田鉄矢が13日、都内で行われた、「マルちゃん赤いきつねと緑のたぬき」の新CM発表会に出席した。

「マルちゃん赤いきつねと緑のたぬき」の新CM発表会に出席した赤マルダッシュ☆の川村彩花、北澤鞠佳、武田鉄矢、玉城茉里、大西菜友(左から)

"歌って、踊って、食べるアイドル"として昨年9月に活動を開始した赤マルダッシュ☆は、北澤鞠佳、玉城茉里、川村鞠佳、大西菜友の4人で結成したアイドルグループ。イベントでは、プロデューサーの武田が、18日から全国放映する新CM内の楽曲「食べて、笑って、生きていく。」で、10月22日にメジャーデビューすることをサプライズ発表。リーダーの北澤は、「1年間頑張ってきたので言葉も出ないくらいうれしい」と声を震わせ、川村も「信じられなくて夢のよう」と涙を流して感激した。

その後、メンバーは集まったファンの前で、同曲を元気いっぱいに歌唱。その様子をステージ脇から見守っていた武田は、「なかなかいいじゃん! おじさんもついていけるメロディーだな」と満足げな笑みを見せ、「芸能界はなるだけ遠いところを見ていないと真っ直ぐに歩けない。紅白歌合戦を目指して頑張って欲しい」と鼓舞。続けて、"歌"の一文字を贈り、「世の中の人に向けて、しっかり歌って下さい。また一年頑張ろうな~」と優しく励ますと、メンバーは「これからも頑張ります!」と目を輝かせながら意気込んだ。

発表会終了後、報道陣の取材に応じた武田は、赤マルダッシュ☆のプロデュースについて「目に入れても痛くないくらいの年齢差だから、かなり甘い」と苦笑いで自省しつつ、「じじいになったら若い人を育てなきゃ」と熱い想いを。また、武田は米俳優のロビン・ウィリアムズ氏が自殺したことを受け、「彼も俺も個性で生きてきたけど、年を取ると個性が脆くなる。誰かのために生きていかないと折れちゃう」と神妙な面持ち。「先々のことを考えると暗くなる」と自身についても明かしつつ、「未完成の人と付き合うことは大事。これからはこの子たちがどこに行っても、観客500人を集めることが目標」と新たな意気込みを語っていた。