アスクは11日、PMC-Sierra社「Adaptec 8」シリーズの新製品として、4ポート接続用RAIDアダプタタ「Adaptec RAID 8405」を発表した。8月19日より発売する。店頭予想価格(税別)は55,000円前後より。

Adaptec RAID 8405

コントローラチップとして、PMC 12Gb/秒 RAID-on-Chip(ROC)を搭載するRAIDアダプタ。mini SAS HDコネクタ(SFF-8643)を備え、4基の内部接続用ネイティブSAS/SATAポートを実装する。スループットは1ポートあたり最大12GB/sで、エクスパンダ接続時は最大256デバイスの接続をサポート。

RAID 0 / 1 / 1E / 5 / 6 / 10 / 50 / 60に対応し、HBAとしても使用できるモード選択機能と、アプリケーションに合わせて選択可能なパフォーマンス機能を搭載。また、HDDとSSDでRAID 1を自動作成する「ハイブリッドRAID」、使用可能なスペースを有効に活用する「オプティマイズドディスクユーティライゼーレション(ODU)」などの機能を利用できる。

ストレージ管理ユーティリティ「Adaptec maxView Storage Manager」に対応。標準的なブラウザでの管理が可能。また、オプションの「AFM-700」モジュールを使うことで、メンテナンス不要のライトキャッシュ保護が可能になる。

フォームファクタはロープロファイルMD2。対応バスはPCI Express 3.0 x8。MTBFは775,000時間。キャッシュは1,024MB。本体サイズはW167.64×H64.41mm。対応OSはWindows、Red Hat Linux、SUSE、Fedora、Debian、Ubuntu Linux、CentOS、FreeBSD、VMware ESXi、Xen Server、Oracle Solaris。