常盤薬品工業が運営する「眠眠打破(みんみんだは)委員会」はこのほど、旅行や帰省などで長距離運転を予定しているドライバーにフォーカスし、「ドライブ中の眠気解消法」を脳波で検証する実験を行い、その結果を動画で公開した。

ユニークかつ斬新? な実験の結果やいかに

実験は、実際のタクシードライバーに取材インタビューを行い、一般のドライバーでも実践が可能な「眠気解消法」を選んでもらった。その意見をもとに同委員会が"独自目線"でアレンジし、「同乗者からのビンタ」「同乗者からの矢継ぎ早の質問に答える」「車内でもできる筋トレ」「怪談を聴く」といった、大胆かつユニークな方法で実験を行った。

効果測定には、ヘッドセットとタブレットで簡単に脳波の感性評価を得ることができる「感性アナライザ」を使用。被験者の男性3名に装着し、実験中の「眠気度」の変化を中心に、「興味度」「集中度」「ストレス度」「好き度」を一度にリアルタイムで計測した。

実験結果は「感性アナライザ」の開発者である満倉靖恵准教授(慶應義塾大学・電通サイエンスジャム CTO)が監修した。その結果、ドライブ中の"眠気解消法"1位となったのは「同乗者からの矢継ぎ早の質問に答える」、2位は「同乗者からのビンタ」、3位は「車内でもできる筋トレ」だった。

なお、結果に至るまでの「実験プロセス」や、満倉靖恵准教授による「ためになる解説」は、眠眠打破公式サイトで、動画で公開している。