nanapiはこのほど、同社が提供する、なんでも気軽に相談できるアプリ「アンサー」において行った、「スマートフォンでのコミュニケーションと恋愛に関する意識調査」の結果を発表した。同調査は6月21日~23日に行われ、全国の15歳~49歳の男性242名、女性258名、合計500名(10代男性67名、10代女性83名、20代男女各75名、30代・40代男女各50名)から回答を得た。

友人と話す内容、上位3位はオンラインもオフラインも同じ

友人との会話でよくする話題は「趣味」「勉強や仕事の悩み」「恋愛」

「友人との会話でよくする話題」について、「直接会って話す場合」と、「スマートフォンのソーシャルメディアやメッセンジャーアプリでのやりとりをする場合」とについてそれぞれ質問したところ、どちらの場合も「趣味」「勉強や仕事の悩み事」「恋愛」が上位となった。

また、「女友達を褒める内容」をよくする話題として回答した人は、直接会って話す場合よりも、ソーシャルメディアなどでやりとりをする場合の方が多く、その傾向は男女ともに共通して見られた。さらに、女性の方が「女友達を褒める内容」を話題にする人が多いこともわかった。

もっとも本音が出しやすい環境は「直接会って話す」

もっとも本音が出やすいのは「直接会って話す」とき

匿名や実名でのソーシャルメディアやメッセンジャーアプリ、直接会って話す、電話などのうち、「もっとも本音が出しやすい環境」を聞いたところ、「直接会って話す」(38.8%)、「匿名のソーシャルメディアやメッセンジャーアプリ」(18.4%)、「実名のソーシャルメディアやメッセンジャーアプリ」(6.6%)となった。

10代女性の半数は、ソーシャルメディア上でしか知らない友人がいる

年代が下がるほど、リアルで会ったことがない友人が増える

「スマートフォンのソーシャルメディアやメッセンジャーアプリ上でしか知らない友人や知人がいるか」を聞いたところ、「現在そのような人がいる」と回答したのは全体の31.6%。年代別・性別に見ると、10代女性は「現在そのような人がいる」と回答した割合が48.2%と、全年代・性別を通して最も高く、最も低かった40代女性の16.0%と比較すると、30ポイント以上の差がついた。

何でも話せる相手の人数、男性はオンライン、女性はオフラインが多い

何でも話せる友人の数、男性と女性では傾向が異なる

恋愛の話や今の悩みなどを何でも話せる相手が、リアル(オフライン)とスマートフォンのやりとり上(オンライン)とで、それぞれ何人いるかを聞いたところ、男性は「オフライン」、女性は「オンライン」の方が多いことがわかった。

10代後半の女性と40代の男性は、オンラインのほうが多い

年代別・性別の平均値を見ると、10代女性は、オンラインで何でも話せる相手が平均8.64人おり、オフラインでの平均5.1人よりも3人以上多かった。また40代男性は、他の年代の男性と異なりオフラインよりもオンラインの方が多く、その人数は10代女性と10代男性に次いで多い平均6.2人となった。