龍名館は8月1日、東京・神田駿河台に「ホテル龍名館お茶の水本店」をオープンした。

「ホテル龍名館お茶の水本店」外観

訪日観光客への配慮も

同館は、9室のスイートルームのみで営業するホテルで、全スタッフが宿泊者の要望に応じる「コンシェルジュ」サービスを導入している。

全部屋に畳のスペースを確保し、畳や障子、陶器の浴槽など日本の様式を組み入れた和洋室タイプとしている。信楽焼の陶器の浴槽や障子、京都の高級ベッドマットレスなどを取り入れ、旅館の"和の要素"を取り入れているのが特徴。内装も、ベージュなどの茶系に濃紺やモスグリーン、朱色など、落ち着いた色合いでまとめている。

「ホテル龍名館お茶の水本店」客室

日常会話を英語で対応できるスタッフをそろえ、チェックイン前に利用できるシャワー室を完備したリフレッシュルームと図書スペースを設けるなど、訪日観光客への配慮もされている。

同館併設のレストランは「『日本茶』を『入れる』『食す』」をテーマとしており、朝食は同レストランから本格的な和食がルームサービスで提供されるという。

図書スペース

ルームサービスの朝食

同館の所在地は、東京都千代田区神駿河台 3-4。チェックインは15時で、チェックアウトは12時。2人1室のタイプのみで、客室面積は53.1~61.9平方メートルとなる。料金は1泊5万2,000円~5万8,000円。

※価格は全て税込