木村拓哉主演のフジテレビ系ドラマ『HERO』(毎週月曜21:00~)のスピンオフドラマが、10日から全4回にわたって放送されることが4日、明らかになった。

スピンオフドラマで主人公になる警備員・小杉啓太(勝矢)

「本編のファンが2倍楽しめる」というコンセプトのもと、制作された同作。東京地検城西支部の名物警備員・小杉啓太(勝矢)を主人公にしたオリジナルスピンオフドラマで、4つのミニストーリーにドラマ『HERO』本編がリンクしている。

8月10日の第1回(26:20~26:35)は、元警備員で現在は事務官となった井戸秀二(正名僕蔵)が謎を散りばめ、「小杉が城西支部の警備員にふさわしいかどうか」を確かめるストーリー。ある日、深夜まで粘り、資料を読む久利生に付き合っていた小杉は眠りに落ちてしまう。大きな物音がして目を覚まし、置かれていた捜査資料を見るとそれは「警備員連続殺人」の資料だった。

17日の第2回(26:20~26:35)では、社会科見学の子どものうちの一人が警備員の仕事に興味を持ち、城西支部を訪れる。調子に乗る小杉。しかし、その子どもは小杉に「何か面白いことやって」と無茶ぶりをし、「絶対に笑わない子どもVS小杉」の対決がはじまる。

24日の第3回(26:50~27:05)は、元交際相手の結婚式に乗り込んで新郎にバケツで水を浴びせた女と被害者の新郎が、城西支部でニアミス。馬場礼子(吉田羊)の検事室で女が語る内容と、小杉が風邪気味の被害者の男から聞いた話を合わせるとどこかで聞いた話になり…。

9月14日の第4回(26:50~27:05)は、夢の中で小杉が検事になる話。舞い込んでくる難事件を次々に解決していく検事室の小杉。なぜか事務官は馬場礼子が務めている。だが、最後の被疑者としてやってきたのは井戸。井戸は警備員としての小杉の重大な秘密を握っていることから、逆に小杉が追い詰められてしまう。

今回の発表を受け、勝矢のツイッターには祝福のメッセージが寄せられた。勝矢は「ありがとうございます。自分でもびっくりしてます」と喜びを表現しながら、「おいおいすげ~事になってるぞ。楽しんでいただけるよう頑張ります。是非一度は観て下さい」と呼びかけている。