宮城県仙台市中心部商店街および仙台市内全域で8月6日~8日、約400年の伝統を誇る「仙台七夕まつり」が行われる。なお、仙台七夕花火祭(前夜祭)は5日の19時から。

昨年の様子

約1万発の花火が夜空を彩る前夜祭も

東北四大祭りのひとつに数えられる同祭りは、仙台藩主・伊達政宗の時代から約400年に亘って行われ、毎年200万人を超える観光客が訪れる。期間中は、仙台駅前から中央通り・一番町通りのアーケード街にかけて豪華な「笹飾り」が登場。また、願い短冊体験、七夕おどり、ステージイベント、仙台の食の魅力を味わえるフードコート、天の川をイメージした幻想的なイルミネーションなど、さまざまなイベントが用意されている。

アーケード内の七夕飾り

伊達家代々の居城跡である青葉城跡では、奥州・仙台おもてなし集団伊達武将隊による夜間演武が行われるほか、伊達政宗を祀る霊廟である瑞鳳殿にて、参道百段や本殿周囲を竹灯篭で灯す「瑞鳳殿七夕ナイト」も開催。前夜祭の5日には、仙台西公園付近で約1万発の花火があげられる「仙台七夕花火祭」を実施する。

天の川をイメージしたイルミネーション