今秋に最終版がリリースされる予定の次期Mac用OS「OS X Yosemite」の一般向けベータ版の提供が始まった。これは先着100万人に限定したパブリックベータブログラムで、登録者は「OS X Beta Program」のページでサインインすると、Mac App StoreからOS X Yosemiteベータ版を導入するための引き換えコードを入手できる。

Appleが開発段階のMac用OSのフィードバックを一般ユーザーから集めるのは、2000年のMac OS Xプレビュー以来。Mac OS X 10.0 Cheetahのリリースからこれまで、ベータ版へのアクセスをMac Developer Programに参加する開発者に限定していたが、ユーザーインターフェイスが大幅に変わったOS X Yosemiteではパブリックベータプログラムも用意した。

パブリックベータ版は開発者向けベータ版と同様に不具合が起きる可能性がある。AppleはTime Machineなどを利用してバックアップを作成し、仕事などに使っているMacを避けてサブマシンにインストールするように呼びかけている。