グッドスマイルカンパニーが中国リスク懸念で鳥取に新工場、フィギュアを世界発信

『ねんどろいど』シリーズなどで知られるフィギュアメーカーのグッドスマイルカンパニーは、鳥取県・倉吉市にフィギュア工場を新設し、日本国内を製造拠点にして「Made In Japan」を世界へ発信していくことを発表した。

グッドスマイルカンパニー

グッドスマイルカンパニーは、フィギュア販売だけでなく、ホビーカルチャーの発信や「SUPER GT」参戦といったレーシング活動なども行っており、日本のホビーシーンを牽引。今回、オンキヨートレーディングが鳥取県倉吉市に所有する西倉吉工業団地内に国内フィギュア製造工場を新設する。去る6月26日に、鳥取県知事公邸で調印式が行われた。

同社のフィギュアは、すべて中国で生産されていたが、近年、人件費の高騰や為替変動、人材確保の困難といった中国生産依存によるリスクが懸念されている。それらのリスク回避に加え、日本国内工場での新技術導入による製造技術革新のため、国内に製造工場設立する。フィギュア製造工場には約4億2,000万円を投資、2014年10月からの本格稼働を目指しており、現在は設備投入や人材確保・育成に取り組んでいる。新工場では同社の代表的商品『ねんどろいど』シリーズなど、月産4万個製造していくという。

同社における国内フィギュア市場は現在落ち着いた状態を見せているが、海外市場は世界75カ国以上で販売という増加傾向にあり、今回の新工場設立により拡大する需要に応じた安定供給体制の構築が図られることになる。今後は、グッドスマイルカンパニー鳥取倉吉工場で生産された商品が「Made in Japan」、および「Made in Tottori-Kurayoshi」とブランド化され、世界に発信されていく。

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