東芝は16日、2014年夏モデルのPC新製品として、13.3型ノートPC「dynabook KIRA」シリーズ3製品を発表した。WQHD解像度(2,560×1,440ドット)の液晶を搭載したタッチ対応モデルやノンタッチモデルなどを用意する。価格はオープンで、発売は6月20日の予定。
dynabook KIRAは一台一台のディスプレイにキャリブレーションを施し、独自の超解像技術「Resolution+」を導入するなど、数々のこだわりを持って開発されたプレミアムなノートPCだ。2014年夏モデルでは、CPUをHaswell RefleshことIntel Core i5-4210Uに強化した。
CPUなどの基本構成はシリーズ内で共通だが、タッチ機能の有無やディスプレイの解像度、バッテリ駆動時間、重量などの違いにより、下記3モデルのラインナップとなる。
タッチ対応でWQHD解像度の「V83/29M」
最上位のdynabook KIRA V83/29Mは、タッチパネル付きでWQHD解像度(2,560×1,440ドット)の最上位モデル。サイズはW316.0×D207.0×H9.5~19.8mm、重量は約1.35kg。バッテリ駆動時間は約11.5時間 (JEITA 2.0) / 約14時間 (JEITA 1.0)。店頭予想価格は税別で175,000円前後。
ノンタッチでWQHD解像度の「V63/28M」
dynabook KIRA V63/28Mは、WQHD解像度(2,560×1,440ドット)のノンタッチモデル。サイズはV83/29Mより薄くH7.6~17.9mm(WとDは同)、重量は約1.12kg。バッテリ駆動時間はV83/29Mと同。店頭予想価格は税別163,000円前後。
22時間駆動の「V63/27M」
dynabook KIRA V63/27Mのバッテリ駆動時間は、約18時間 (JEITA 2.0) / 約22時間 (JEITA 1.0)。ディスプレイの解像度は1,366×768ドット。サイズと重量はV63/28Mと同。店頭予想価格は税別150,000円前後。
3モデル共通のスペック
以下、3モデル共通の主な仕様として、CPUがIntel Core i5-4210U (1.7GHz)、メモリがPC3L-12800 8GB (4GB×2)、グラフィックスがIntel HD Graphics 4400 (CPU内蔵)、ディスプレイが13.3型ワイド液晶、ストレージが128GB SATA SSD、光学ドライブが非搭載、OSがWindows 8.1 Update 64bit。
通信機能はIEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0。インタフェースはUSB 3.0×3、HDMI、約92万画素のWebカメラ、SDカードスロットなどを装備する。ステレオスピーカーはharman/kardon製。ソフトは「Microsoft Office Home and Business 2013」や「Adobe Photoshop Elements 12」などが付属する。