俳優のアーノルド・シュワルツェネッガー主演最新作『サボタージュ』が、2014年秋より全国公開されることがこのほど、明らかになった。

アーノルド・シュワルツェネッガー主演最新作『サボタージュ』の場面写真

2011年初頭にカリフォルニア州知事の任期を終え、ハリウッド完全復帰を果たしたシュワルツェネッガーが、衰えを感じさせないパワフルなアクションを披露する本作は、DEA(麻薬取締局)の活躍を描いたサスペンス・アクション。タイトルの『サボタージュ』は"破壊行為"を意味している。

シュワルツェネッガーが演じるのは、"ブリーチャー(破壊屋)"の異名を持つDEAの特殊部隊のリーダー、ジョン・ウォートン。彼は、善と悪の境界が曖昧なキャラクターで、犯罪を憎み絆を重んじるが、暗いトラウマを抱え、法を逸脱した行為に行うこともある。そんなジョンがある日、8人の部下を指揮し、麻薬カルテルのアジトを奇襲する。見事、敵の制圧に成功するも、一味の隠し金1,000万ドルが消え、部下たちが1人ずつ殺されていく事件が発生。ジョンたちが捜査を繰り広げる中、連続殺人はさらに異常な展開へと進んでいく。

監督は、『トレーニング・デイ』『S.W.A.T.』などの脚本を手がけ、『エンド・オブ・ウォッチ』で演出を務め、警察映画のプロフェッショナルとして名高いデヴィッド・エアー。リアリティにこだわったキャラクター描写と市街地ロケに挑戦し、迫力ある銃撃バトル、カー・チェイスの映像化を実現した。失踪中の車にカメラをつけた斬新なショットなども随所に盛り込んでいる。

シュワルツェネッガーを囲む共演者も魅力。部下役には、『アバター』『ターミネーター4』のサム・ワーシントン、『アイアンマン』『プリズナーズ』のテレンス・ハワードら、そして、チーム唯一の女性メンバーとして、『キリング/26日間』の主人公サラ・リンデン役で脚光を浴びたミレイユ・イーノスが出演する。また、『シックス・センス』『ゴーストライター』のオリヴィア・ウィリアムズが、事件解明に執念を燃やす刑事役を務める。

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